中学受験を目指す理由 その1

まず一つ目の理由は、高学歴の称号を手に入れるためには、早いうちから進学校に自分たちの子供を入学させることが近道だと考える家庭が多くなったことです。中学でトップクラスの偏差値である中学校では、就職に有利である有名大学に大量の合格者を出している高校と、6年間の一貫教育が行われています。単純計算でも、高校受験の必要がないために大学受験を目標とした勉強が6年間できる訳ですし、その学校で行われる教育も公立中学と比べて高度な内容を早い速度で進行させています。そのため、中学からそのような学校に入学できれば、大学受験において大きなアドバンテージとなると考えるのは当然ではあります。しかし、そのような中学に努力して入学した結果、燃え尽き症候群のようになってしまい勉強が手につかなくなってしまったというケースがそれなりの数が報告されていますし、これは公立小学校出身者にありがちなのですが、塾で高度な授業を受けてきたものの、学校で高度な授業を受けるのになれておらず、戸惑ってしまった生徒がそのまま授業について行けなくなってしまうというケースもあります。更に言うなら、中高一貫校で有名大学の合格者数が多く、大学受験において有利であると言い切れる中学校は、私立の中学校の中でも僅かな学校だけで、他の大多数の私立中学校は、特に大学受験に有利であるとは言えないのです。にもかかわらず、私立にさえ行かせてしまえば大学受験に有利だと思い込んでしまう親が多く、その結果、私立の中学の受験者が増え続けているのです。

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