集団授業と少人数制授業

近年では、以前ほど集団授業を行なう塾は少なくなってきています。

十数年ほど前は集団授業を行なうことが多く、その頃は個別指導塾は費用が高ので、個別指導塾は今のように普及していませんでした。

しかし今は、超難関校を目指す塾が集団授業を行なうところが多く、費用は個別指導塾より高い傾向です。

成績順にクラス分けをして授業を行なうのですが、そのような塾では、いくら合格実績を掲げていても、トップクラスに入れないようでは意味がないので、そこを踏まえて入塾を決めたほうがよいでしょう。

集団授業は生徒一人ひとりに講師の目が行き届きにくいものです。

自発的に授業の予習復習をするくらいの強いやる気がないと、望み通りの結果を出すのは困難です。

また少人数制授業はというと、現在では多く取り入れられている形態で一クラス4~5人のクラスから15人までのクラスを少人数という塾もあるようです。

少人数制進学塾は競争が激しく一クラス10人位生徒が集まれば良い方かもしれません。

受講する生徒側が期待する良い点として、生徒へのきめ細かい行き届いた授業を受けられるところではないでしょうか。

しかし現実は、一講師10人超えてしまうと行き届いた授業は厳しく、多くても7人が限界のようです。生徒が多すぎて講師の目が届かなくては生徒が伸びたくても困難かもしれません。

生徒側・講師側・経営者側の言い分があるのですが、やはりやる気のある講師の力は必須となりそうです。